仕事がデキる=整理上手?
仕事がデキる人の中には整理上手な人が多いです。
デスクの整理や書類整理、時間整理、タスク整理と、整理できればできるほど、仕事はドンドン捗ります。
ただ、その人たちが整理整頓好きで、普通の人が真似できないようなすごい整理術を知っているかといえば、そんなことはありません。
むしろ、とても簡単な方法だけで整理整頓をしているのです。
デスクから見る整理上手とは
デスクを例にお伝えすると、仕事がデキる人は、必要なモノだけを必要な場所に置いていて、かつ空間の余白を上手く活用しているのです。
どんな収納であっても、中に入れるモノを8割程度におさめることで、探しやすく出し入れしやすくなります。
ところが、多くの人は空間が空いていると何かを入れないともったいないと考えがちです。
本当にもったいないのは、モノを探してゴソゴソしている時間です。
余白が多ければ多いほど、その収納は使いやすく効率的になります。
他にもネットで情報収集をしているときに、思いついたアイデアをメモしようと、引き出しからメモや筆記用具を取り出しているうちに忘れてしまう…なんてことがあると思います。
仕事のデキる人は自分の視線や手の動きに合わせて、デスクに物を配置しています。
キーボードから近い位置にメモとペンを置き、さらに右利きならキーボードの右側に配置することでスムーズにメモを取ることができます。
特に毎日行うルーティンの業務があるなら、モノの定位置を意識することで、スムーズに仕事に取り掛かることが出来ます。
もちろん仕事が終わった時には、引き出しに戻してから帰りましょう。
デスクは滑走路です。
朝一番で仕事を離陸させられるよう、すっきりと綺麗にしておきましょう。
「ペン立て」のちょっとした工夫
「ペン立て」にも仕事ができる工夫として、ひとつのペン立ての中に同じ文房具を入れないということです。
何度整理しても、同じ色のボールペンが何本も入っていたり、ホチキスやハサミ、定規が二つずつ入っていたり…。
ペン立てが目の前にあるのにパンパンで、出し入れしにくかったり、欲しい物をいつも探していたりしていては、仕事がスムーズに進みません。
中に入れる文房具の種類には、十分に注意しましょう。
カバンの中身を整理するコツ
最後に、カバンの整理についてもお伝えします。
仕事の効率を考えれば、必要な文房具や資料、名刺、PCはすぐに取り出せるようにしておきたいですよね。
整理整頓のコツとしては、バッグインバッグを利用して、かばんの中に仕事エリアを作っておくことです。
モノも情報も扱いやすいサイズに分類して収納するだけで、お客様の目の前で慌てずにすみます。
自分のパフォーマンスを発揮するために
些細なことばかりですが、仕事ができる人は、自分のパフォーマンスを十分に発揮できる状態を知っています。
うちの上司は机が汚いけど、仕事ができる!
なんていう方もいるかもしれませんが、実はもっとデキる上司だと思いますよ。
片づいていないことによる、小さな無駄や、ストレスは誰にでもありますから。
まずは仕事回りを徹底的に分けて、自分の半径2メートルを整えることに挑戦してみてください。