コラム

かがやき歯科クリニック様 / 滋賀

レビュー

一番の収穫はスタッフが「仕事がしやすくストレスが減った」と感じていること

滋賀県草津市かがやき歯科クリニック 院長 浅野博先生に、実際に職場環境デザインを取り入れた感想をお話いただきました。導入のきっかけから、導入後の変化までお話いただいておりますのでぜひご覧ください。

導入プログラム:職場環境デザインベーシック研修
効果: スタッフが仕事が効率化された、ストレスが減ったと実感していること

Q:医療環境整備をしったきっかけは何ですか?

とあるきっかけで、杉田先生のセミナーを聞く機会があったんですね。
そのセミナーを聞いて「あ、うちの院に必要なのは杉田先生のコンサルティングだ」と思ったわけです。
その理由は、うちの院の大きなテーマとして「今のスタッフが働きやすい環境づくりをしていこう」と「物を探すストレスをなくして、ストレスフリーな職場を作っていこう」というのがあり、
杉田先生のコンサルティングを受けることで、それらが改善されるのではないかと思いました。

でも、実はそれだけじゃなくて。片付け収納を積極的に行う意義として、僕は作業効率の向上による時間・人・労力の削減があると思っていたんですけど、それ以外にも無駄な責任の削減があるということを杉田先生のお話を聞いていて感じました。
というのも、院を統率する人がいると、院としては良いことではあるけれど、その人がいる限りその人に頼り切ってしまうことになります。
片付けも然り。この人がいないと、どこに何があるかわからないという状況は、何かつけてその人にどこにあるか聞かなくてはならなくなってしまいます。
これでは、判断・行動がワンテンポ遅くなってしまい、働く人にとって時間の無駄になってしまう。
ましてや、そのできる人がいなくなってしまった場合には、組織は大混乱に陥ることが必至なんですね。
組織として個人に責任や仕事を押し付けるのではなくて、誰もが判断できるやり方を構築していくことで、個人への責任が少なくなるという点がすごく良いなと思いました。

Q:環境整備を取り入れる前は、どのような悩みを抱えていましたか?

一昨年、移転をしたんですが、前の院は狭くて、物を置く場所も十分ではありませんでした。
その院が移転して、大きくなって、物を置く場所も増えて、さぞかし片付けも上手くいくだろうと思っていたんですけれど、蓋を開けてみれば場所が増えただけ。
収納ができて、しっかり働きやすい空間で、物を探そうと思ったらぱっと見つかって、という状況ではなかったんですよ。

それを象徴するのが、移転後の院には、納戸というかストックルームがあるんです。
そこに物を整頓して、ほしいものがあったらすぐに取り出せるようにという意図で作ったんですが、物置部屋のようになってしまって。
物が届いたらそこに置くだけというような部屋になってしまったので、床すら見えなかったんです。どこに何があるのかは掘り出していって、探し出さなければならないという惨事でした。
そんなときに杉田先生に会って、そのストックルームの改善を含めた全体の働きやすい空間を作るのにアドバイスいただければ、と思ったんです。

Q:院長先生にとって、一番良かったことを教えてください。

当院のテーマとして「スタッフが働きやすい職場をつくる」「働いていてストレスがない職場をつくる」というのがありまして、それを実現することが一番の目的だったんです。
杉田先生のコンサルティングを受けてから、収納が良くなって、環境が改善して、スタッフからこう言った声が聞こえはじめた。
「前に比べて新しくなった」「物を探す手間が少なくなった」「前に比べて院長に怒られるストレスがなくなった」
そういう声を聞くことが、僕にとっての一番の収穫だったのではないかと思います。

自分たちで環境整備に取り組んできた場合とプロに頼んだときに違いやメリットはありましたか?

Q:自分たちで環境整備に取り組んできた場合とプロに頼んだときに違いやメリットはありましたか?

年末の大掃除などで、収納をする機会はありました。でも、片づけるだけなので、時間が経てば、また元通りの散乱した状態に戻っていくんです。
杉田先生に教えてもらってなるほどと思ったのは 単にその場を収納することが目的なのではなく、収納した綺麗な状態を維持していくことが大きな目的だということ。
僕たちは、そういうことに関する考えややり方がわからなかったんです。
でも、それを教えてもらうことで、まだまだではありますが、ようやく綺麗に収納をして、働きやすい空間を維持できるようになりつつあります。
そのため、やはり杉田先生に教えてもらってから、成果が出てきていると感じています。

Q:院長先生のストレスも減りましたか?

診療中のドクターというのは、ほしいものがすぐに来ないとやはりイライラしてしまうものなんですが、今は「〇〇を持ってきて」と頼むと、すぐにさっと持ってきてくれるようになったんです。
その変化は、ドクターとしても院長としても、ストレスフリーの関係になってきていると感じます。

Q:他に、環境整備を取り入れて、実感していることはありますか?

僕たちは、診療時間内の時間がない中、できるだけ生産性を上げていこうと日々努力しているので、作業導線の無駄や物を探す手間により発生する時間にストレスを感じます。
そういう無駄な時間が生産性を下げる原因になってしまっているんです。
それが杉田先生のコンサルティングを受けると、ぱっと物が見つかるようになります。ひとつの作業をするにあたって、非常に効率の良い流れで物が出てくるようになります。
そのようなことが実感として出てきているので、院としての生産性も上がってきたのではないかと思っています。

  • この記事をシェアする
  • twitter