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【仕事編】採用活動における「分けること」の重要性

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仕事がデキる人を採用したい

 

職場の整理整頓を行う「環境整備デザイン研修」では、どんな立場の人もプロジェクトに取り組んでもらいます。

管理職も、新入社員も、パートさんも、ドクターも、お坊さんも、全員で同じ知識、同じやり方で環境整備を進めていきます。

当然そこには仕事のデキる人もいれば、残念ながら、そうでない人たちもいます。

 

多くの職場、職種で環境整備を進める過程でわかってきたことがあります。

それは、仕事ができないと言われる人たちは、物を適切に分けられない傾向にあるということです。

 

 

物を分ける作業

 

環境整備の作業のステップは、

①モノを全部出す

②分ける

③必要な物だけ選んで、おさめる

 

とてもシンプルな手順ですが、職場で仕事ができないと評価されている人は、この分けるという作業がとても苦手です。

デスク周り、消耗品、備品、どんな整理作業でも途中で手が止まり、思考が止まり、サポートなしでは完結することが難しくなります。

 

反対に仕事がデキる人は、この分けることを得意としています。

整理のコツをつかんでしまえば、サクサクと作業を終わらせていきます。

 

 

書類整理は情報整理

 

書類も同じように分けて整えていきますが、書類はただの紙ではなく、情報です。

仕事のデキる人はやはり、書類も適切に分けることができます。

情報を適切に分けられるということは、いつでも必要な情報を取り出すことができるので無駄がありません。

 

 

分けること=分かること

 

このように仕事がデキる人というのは、分ける=分かるということを意識的であれ、無意識であれ上手に自分の周辺に取り入れ、仕事に活かしています。

反対に仕事のできない人は身の回りすべての物や書類が混在しています。

 

仕事ができない人を採用することは、利益を上げることが目的の会社にとっては痛手です。

育てる余裕のある会社であれば、育てることもできるのかもしれませんが、仕事ができるようになるまでは、その人には生産性が期待できませんし、教える人の生産性も下がります。

 

 

採用する側、される側

 

採用試験には、簡単な備品を分ける作業や納品書を分ける作業を入れてみることをお勧めしています。

ある程度人数をこなしていく過程で、必ず採用の指針が完成していきます。

 

逆に、今の仕事がうまくいっていない人や、就職活動中の人には、この分けるという技術を意識して身につけて欲しいと思います。

 

分けることは、分かることです。まずは身の回りを分けて整理してみましょう。

分けることが癖づくと、仕事にも人生にも多いに役にたちます。

 

 

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