コラム

【番外編】片づけは仕分けに始まり仕分けに終わる

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【知らない、分からない】を解決するために

 

家の片づけも会社の片づけも、仕分けに始まり仕分けに終わる、と言っても過言ではありません。

この際、片づけ=仕分けと断言してしまいましょう。

 

例えば、生活や仕事の中で不安が大きくなると、片づかないことが大きなストレスの原因になってしまうことがあります。

自分の家や会社のことなのに【知らなかったり、分からなかったり】すると、物を探すという無駄が生まれますよね。

【知らない、分からない】と、どんどん不安になって、余計な物を買ってしまうこともあります。

 

この【知らない、分からない】を解決する手段が、仕分けるということなのです。

 

 

仕分けの効果

まずは物や書類を種類ごとに仕分けていくと、何がどれだけあるか分かるようになります。

部屋全体の中から探さなくても、書類全部の中から探さなくても、仕分けた中から探すだけなので、楽チンですよね。

 

仕分けてみると、同じ物をいくつも持っていたなーということに気づくこともできますし、その中から必要な物だけ選ぶのも、選びやすくなります。

 

 

先日、お客様の会社で、個人のデスクにある書類整理をしました。

書類の仕分けだけとのことでしたが、見てみると、デスクの一番下の大きな引き出しの中の半分がマニュアルだということが分かりました。

 

このマニュアル、ほぼ全員が持っているので、全員の収納スペースを圧迫していました。

そのため、日常業務で使っている書類はしまう場所がなく、デスクの上に山積みになっていたのです。

 

このマニュアルをオフィスの1カ所で管理するか、すべてデータで共有すれば、一人一人の収納スペースが空き、これまで山積みだったデスク上の書類をきちんと引き出しにしまうことができます。

 

こちらの会社は100名近くのスタッフさんがワンフロアで働いているので、マニュアルの量だけで相当なスペースを使っているはずです。

今後、全員のマニュアルを集めて、データ化すれば、相当な紙の量が削減されると思います。

 

これも、書類を仕分けたことで、どんな書類がどのくらいの量あって、どのくらいの空間を無駄にしているのか分かったからこそ、出来た改善です。

 

個人個人の捨てる片づけでは解決しなかった課題も、仕分けをすることによって、改善することが出来ました。

 

 

片づけ=仕分け

 

まずは、片づけたいと思ったら、片っぱしから仕分けてみましょう。

仕分けて分かった物や事をどうするかは、仕分けた後に考えれば大丈夫です。

 

ごちゃごちゃと混ざった物や、事のなかでは大事な物も事も見つかりません。

きちんと仕分けて現状を知ることで、最善の選択ができるようになります。

 

片づけは仕分けに始まり仕分けに終わる。

片づけ=仕分けです。

 

ぜひ、そんな考え方で挑戦してみてください。

 

 

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