みなさんは片付けを始める時に「今日は一気にやってしまおう!」と、気合いを入れてスタートしていませんか?
しかし・・・
やり切れる量じゃなかったり、途中で疲れてしまって完結できずに終ったり、最終的には「やっぱり片付けは嫌い」という思いだけが残ることはないですか?
これは、夏休みの終わりギリギリに宿題をやっていた人が陥りやすいパターンです。
実は、私もそのようなタイプですが、下記の2つのことを知っているので片付けで困ることも、片付けを嫌いになることも避けられています。
・自分が10分で片付けられる量や範囲
・ここまで散らかると後が大変!というライン
これからお伝えする片づけをする前の3つの心構えを覚えておくと、片づけが中途半端になったり、嫌いになったりはしないですよ!
1つ目は、
『まずは、できる範囲から少しずつという心構えでスタートする』
例えば机の一番上の引き出しひとつ、本棚1段、今日は10分だけという具合に、片付ける場所や時間を限定します。
一気にやる片付けから、ちょっとだけやる片付けに変えることで、“それならできるかも”という気持ちになり、少しずつ達成感を得ることもできます。
“今ちょっとだけやる”を増やして、気合いを入れて一気にやらねば!というプレッシャーから開放されましょう。
続いて、2つ目の心構えです。
『それは片づけに完璧を求めない』
片づけは一度やって終わりではなくて、毎日使ったものをしまうという作業の連続です。
終わりのない作業に完璧を求めてしまうと、毎日疲れ果ててしまいます。
さらに、完璧を求めることで、できなかった自分を責めてしまう人はいませんか?
そもそも片づけに<完璧>という指標はないので、どこまでやっても物足りないということになりかねません。
できたところを褒める、認める。
このような心持ちでスタートしてください。
すると、最終的に自分や家族にとって居心地が良い空間ができあがっていきます。
最後3つ目の心構えです。
『気が乗らないときこそ、片づけをしてみる』
気が乗らないから片づけができないのではなく、片づけないから気が乗らないのです。
それは行動心理学という分野で証明されています。
行動するためにやる気を探すのではなく、まずは行動してみることで脳が活性化してやる気が湧いてくるといわれています。
気分を上げるためにあれこれ考えるのではなく、気分に関係なくまず動いてみましょう。
自然とやる気が出てくるのが自分自身で分かると思います。
以上が片付け前の3つの心構えです。
片づけが苦手という方はぜひ参考にしてくださいね。